フォークボルトとの戦い!
土曜は、運よく台風もそれて、いい天気になってきました。
折角なので、以前より課題のフロントフォークを改修する事にしました。
Enfiのフロントフォークは、お世辞にもしなやかな動きとは言えません。
非常にフリクションが多く、剛性も低い感じです。
また、外人向けなのかスプリングが固く乗り心地は良くありません。
少しでも改善しようと、以前フォークOILを交換したところ、やや動きは良くなりましたが、それでも標準のレベルには達していません。
本当はソフトタイプのスプリングに交換するのが一番ですが、残念ながら新型用はまで出ていないんですよね。
そこで、今回はスプリングのプリロードを弱めてみる事にしました。
しかし、ここで問題が。
フォークのトップボルトが、左右とも異常に固く、全く緩まないのです。
前回のフォークOIL交換時に、レンチが折れそうなくらいトライしましたが全く歯が立ちませんでした。
そこで、今回は秘密兵器を用意しました。
これです!↓

電動インパクトレンチです。
AC100V用でトルクが 320N.m の強力な奴です。
元々、タイヤ交換用に欲しいと思っていましたので、これを機に購入しました。
因みに、320N.m のトルクはどの位かと言うと、クロスレンチで思いっきり締めたホイルナットが一瞬で緩みます。
もしこれでも緩まなかったら・・・。
祈る気持ちでレンチを当て、スイッチON!
「ガガガ!」 という頼もしい音と共に打撃を2、3回行うと、あの恐ろしく固かったボルトが遂に緩みました!
と、喜んだのも束の間、もう片方がなかなか緩みません。
しかし、ここで焦ってはいけません。
浸透剤を吹き付け暫く待ちます。
そして、再度挑戦。
「ガガガ! ガガガ!・・・カッカッカッ!」 音が変わり 緩みました!!
遂に敵を攻略しました。
コイツです!!

錆びて固着していた訳では無いようです。
なんでこんなに固くする必要があるのでしょうか。
いったい規定締め付けトルクはどれだけなんでしょうかね。
有るのなら聞いてみたいですね。
因みに、Enfiのインナーフォークは上部にピッチが切ってあって、ねじ込み式になっています。
この為、トップボルトは逆ネジになっています。
始めてフォークを外そうとした時は、インナーが抜けず苦労しました。
相変わらず 「へんてこEnfi」 ですね。
何はともあれ、外れて良かったです!
これで、やっと本来の作業が出来ます。
Enfiのスプリングプリロードはこんな長いスペーサーで調整されています。
これを、テンションの具合をみて10mm カットしました。

ついでに、OILもG10からG5に柔らかくしてみました。
OIL量は、190cc です。
![20130331_555ffa[1]](https://blog-imgs-60-origin.fc2.com/e/n/f/enfi2011k/201310262306098b5.jpg)
何度もレンチを回しているうちにフォークのトップキャップ周りにキズが付いてしまいました。

そこで、こんなキャップを作って取り付けました。
まあ、荒隠しにはいいでしょう。

これで作業は完了ですが、まあ10mmのプリロード変更くらいで大きく変わる事はないと思いますが、OIL変更と共に少しでも乗り心地がされれば良しとしましょう。
結果は、改めて報告したいと思います。
折角なので、以前より課題のフロントフォークを改修する事にしました。
Enfiのフロントフォークは、お世辞にもしなやかな動きとは言えません。
非常にフリクションが多く、剛性も低い感じです。
また、外人向けなのかスプリングが固く乗り心地は良くありません。
少しでも改善しようと、以前フォークOILを交換したところ、やや動きは良くなりましたが、それでも標準のレベルには達していません。
本当はソフトタイプのスプリングに交換するのが一番ですが、残念ながら新型用はまで出ていないんですよね。
そこで、今回はスプリングのプリロードを弱めてみる事にしました。
しかし、ここで問題が。
フォークのトップボルトが、左右とも異常に固く、全く緩まないのです。
前回のフォークOIL交換時に、レンチが折れそうなくらいトライしましたが全く歯が立ちませんでした。
そこで、今回は秘密兵器を用意しました。
これです!↓

電動インパクトレンチです。
AC100V用でトルクが 320N.m の強力な奴です。
元々、タイヤ交換用に欲しいと思っていましたので、これを機に購入しました。
因みに、320N.m のトルクはどの位かと言うと、クロスレンチで思いっきり締めたホイルナットが一瞬で緩みます。
もしこれでも緩まなかったら・・・。
祈る気持ちでレンチを当て、スイッチON!
「ガガガ!」 という頼もしい音と共に打撃を2、3回行うと、あの恐ろしく固かったボルトが遂に緩みました!
と、喜んだのも束の間、もう片方がなかなか緩みません。
しかし、ここで焦ってはいけません。
浸透剤を吹き付け暫く待ちます。
そして、再度挑戦。
「ガガガ! ガガガ!・・・カッカッカッ!」 音が変わり 緩みました!!
遂に敵を攻略しました。
コイツです!!

錆びて固着していた訳では無いようです。
なんでこんなに固くする必要があるのでしょうか。
いったい規定締め付けトルクはどれだけなんでしょうかね。
有るのなら聞いてみたいですね。
因みに、Enfiのインナーフォークは上部にピッチが切ってあって、ねじ込み式になっています。
この為、トップボルトは逆ネジになっています。
始めてフォークを外そうとした時は、インナーが抜けず苦労しました。
相変わらず 「へんてこEnfi」 ですね。
何はともあれ、外れて良かったです!

これで、やっと本来の作業が出来ます。
Enfiのスプリングプリロードはこんな長いスペーサーで調整されています。
これを、テンションの具合をみて10mm カットしました。

ついでに、OILもG10からG5に柔らかくしてみました。
OIL量は、190cc です。
![20130331_555ffa[1]](https://blog-imgs-60-origin.fc2.com/e/n/f/enfi2011k/201310262306098b5.jpg)
何度もレンチを回しているうちにフォークのトップキャップ周りにキズが付いてしまいました。

そこで、こんなキャップを作って取り付けました。
まあ、荒隠しにはいいでしょう。

これで作業は完了ですが、まあ10mmのプリロード変更くらいで大きく変わる事はないと思いますが、OIL変更と共に少しでも乗り心地がされれば良しとしましょう。
結果は、改めて報告したいと思います。