Short Dummy ? ~カスタマイズ編 ~
Big Dummy の代わりにと購入した 「LONG HAUL TRUCKER 26」
当然、完成車のまま乗る気はありません。
そこで、Oyaji流カスタマイズの始まりです。
コンセプトは・・・
快適・快速・お気軽仕様のアメリカン ランドナー 「Surly Short Dummy !」
先ずはハンドル周りから。
お気楽仕様の大敵、ドロップハンドルを変更します。
Velo Orange のハンドルバーにアダプターで既設のバーコンを移設。
ステムはクランプ径が25.4mmなので、手持ちのステムに交換。
グリップはPDW(ポートランドデザインワークス)の本レザーで握り心地がいい「Whiskey Grips」、見た目は円筒形の方がいいですが、このエルゴタイプグリップは本当に快適で、一度使ったら止められません。
お気に入りのPDW製品は質感が高く価格も高めですが、いつも手を触れるグリップのような所は、多少高価でもいいものを選びましょう。

サイコンは、使っていなかった「GPS ロガー」を使う事にしました。
センサーの設置も不要で簡単です。

これだけでも一気にお気楽感がでました。
続いて、BIG DUMMY への憧れから選んだ長めのリヤキャリア。
これも PDW の「Loading Dock」。
デザイン性が高く、ウッドボードも気に入りました。
最終的には、ここに薄めのサイドバッグを付ける予定です。
色はシルバーが希望でしたが、黒しか設定がありませんでした。

お次はフェンダー。
これが結構厄介でした。
と言うのも、26インチ用の汎用フェンダーって少ないんですよ。
確かに、MTBにフルフェンダーを付ける人はいないですからね。
理想は、サイクスのウッドフェンダーなんですけど、26インチ用はいつ入ってくるか分からない情況だそうです。
もっとも、有ったら有ったで 21,000円 のお値段は考えてしまいますね~。
ランドナーなら「Honjo」で決まりでしょうけど、Surly には似合いません。
あちこち探した結果、これにしました。↓
curana(クラナ) シーライト26

ベルギー製で、アルミと樹脂のサンドイッチ構造になってます。
取り付けも簡単、ステーやボルトなどもステンレスで、見た目は華奢ですがグニャグニャする事も無くしっかりとした造りです。
形状は割とフラットに近いもので、フェンダーとしてあまり大げさで無いところも気に入りました。
但し、タイヤが遠い LONG HAUL TRUCKER への取り付けはステーの加工が必要です。
こんな感じでフェンダークリアランスを調整し、タイヤに沿ってキッチリ等間隔にしました。↓
う~ん、「いい仕事しまんな~。」と、自画自賛。


お次はタイヤ。
標準は「Continental Contact City, 26 x 1.5」が付いていましたが、サイドのレフレクターが嫌なのと、もうワンサイズ太目の1.75を履いてみたかったので、シュワルベの「ROAD CRUISER」に交換しました。
しかし、26×1.75は700Cで言うと45Cくらいになり、流石にこれは太すぎました。
やっぱり1.5くらいが最適と分かり、最終的にこれにしました。
これでも700Cの37C位ですので、CINELLI の23C に比べれば十分太いですね。
サイドのレタリングも中々イケてます。
それにしても太めのタイヤは、乗り心地も良く楽ですね。
いかにロード系の細いタイヤは気を使うかが良く分かりました。
MAXXIS DETONATOR FOLDABLE 26×1.5 ↓

これでほぼ完成に近いのですが、最後に快適性を大きく左右するパーツの交換です。
それは・・・
サドルです!
私にとって最良のサドルは「BROOKS」です。
革サドルと言えば使い始めのお尻の痛さが語られますが、私のおケツは結構丈夫なようで、今まで新品の BROOKS を幾つか使いましたが、最初から全く No problem です。
今回も、BROOKS のどのモデルにするかと言う選択肢のなかで、スプリング付きの「B67」に目をつけましたが、現物は思ったよりクラッシク感が強く考えてしまいました。
じゃあ、フライヤーでと思ったら、フライヤーはスプリングが黒しかありません、しかもB67より細身で快適性では劣ります。
サドルのスプリング部分は結構目立つので、メッキスプリングは譲れないところです。
困っているところで見つけました。
これです。↓

メッキスプリングにバックループ、やや幅広の座面に大鋲と完璧です。
「なんだ有るじゃないか。」
と、言われるなかれ。
何とこれ BROOKS ではありません!
GIZA products の「レザースプリングサドル」と言う製品です。
見た目や形状、調整工具のサイズまで、まんま BROOKS です。
こんなのを堂々と販売されて何も言わないなんて・・・
「流石 BROOKS 太っ腹!!」
そんな似非BROOKS ですが、どうしてどうして造りも良く、座り心地も最初から上々です。
スプリングも B67 は結構固いものですが、これは日本人用なのかフワフワと柔らかいです。
革の調整工具は勿論、布製の袋まで付いています。
これで価格は BROOKS の半額以下!
後は、耐久性さえ問題ななければ文句の無いサドルです。
取り付けもイメージ通り。
ハンドルグリップとのカラーコーディネートもバッチリです。
しかし、これどう見ても BROOKS にしか見えないんですけど・・・。

それにしても、探せば色々あるものですね~。
と言う事で、今回のカスタムは一先ず完了です。
では、「Surly Short Dummy!」 の全貌をご覧頂きましょう~。
Before

After




最後に、フレームパッドを取付ました。
これはトップチューブのキズ付防止ですが、「LONG HAUL TRUCKER」はリヤが長い為、センタースタンドを立てると前輪が上がってしまうんですよ。(画像ではギリギリのバランスでリヤが上がっています。)
この為、ハンドルがきれてトップチューブに当たる事があります。
キズが付く前に取り合えず付けましたが、出来ればレザータイプのもう少し短い物に交換したいですね。

と言う事で、如何でしたでしょうか。
Oyaji 的には大満足の一台になりました。
今回は、ロード系をカスタマイズするような軽量化の呪縛から解放されましたので、好き勝手にパーツの選択が出来るようになり楽しいです。
今後の計画は、Dummy のようなサイドバッグの取り付け。
また、カンチブレーキも効きは問題は無いのですが見た目がチープなので交換したいですね。
更に前後にライトも取付なくてはいけません。
とまあ、まだまだカスタム欲は続きそうです・・・。
~おわり~
当然、完成車のまま乗る気はありません。
そこで、Oyaji流カスタマイズの始まりです。
コンセプトは・・・
快適・快速・お気軽仕様のアメリカン ランドナー 「Surly Short Dummy !」
先ずはハンドル周りから。
お気楽仕様の大敵、ドロップハンドルを変更します。
Velo Orange のハンドルバーにアダプターで既設のバーコンを移設。
ステムはクランプ径が25.4mmなので、手持ちのステムに交換。
グリップはPDW(ポートランドデザインワークス)の本レザーで握り心地がいい「Whiskey Grips」、見た目は円筒形の方がいいですが、このエルゴタイプグリップは本当に快適で、一度使ったら止められません。
お気に入りのPDW製品は質感が高く価格も高めですが、いつも手を触れるグリップのような所は、多少高価でもいいものを選びましょう。

サイコンは、使っていなかった「GPS ロガー」を使う事にしました。
センサーの設置も不要で簡単です。

これだけでも一気にお気楽感がでました。
続いて、BIG DUMMY への憧れから選んだ長めのリヤキャリア。
これも PDW の「Loading Dock」。
デザイン性が高く、ウッドボードも気に入りました。
最終的には、ここに薄めのサイドバッグを付ける予定です。
色はシルバーが希望でしたが、黒しか設定がありませんでした。

お次はフェンダー。
これが結構厄介でした。
と言うのも、26インチ用の汎用フェンダーって少ないんですよ。
確かに、MTBにフルフェンダーを付ける人はいないですからね。
理想は、サイクスのウッドフェンダーなんですけど、26インチ用はいつ入ってくるか分からない情況だそうです。
もっとも、有ったら有ったで 21,000円 のお値段は考えてしまいますね~。
ランドナーなら「Honjo」で決まりでしょうけど、Surly には似合いません。
あちこち探した結果、これにしました。↓
curana(クラナ) シーライト26

ベルギー製で、アルミと樹脂のサンドイッチ構造になってます。
取り付けも簡単、ステーやボルトなどもステンレスで、見た目は華奢ですがグニャグニャする事も無くしっかりとした造りです。
形状は割とフラットに近いもので、フェンダーとしてあまり大げさで無いところも気に入りました。
但し、タイヤが遠い LONG HAUL TRUCKER への取り付けはステーの加工が必要です。
こんな感じでフェンダークリアランスを調整し、タイヤに沿ってキッチリ等間隔にしました。↓
う~ん、「いい仕事しまんな~。」と、自画自賛。


お次はタイヤ。
標準は「Continental Contact City, 26 x 1.5」が付いていましたが、サイドのレフレクターが嫌なのと、もうワンサイズ太目の1.75を履いてみたかったので、シュワルベの「ROAD CRUISER」に交換しました。
しかし、26×1.75は700Cで言うと45Cくらいになり、流石にこれは太すぎました。
やっぱり1.5くらいが最適と分かり、最終的にこれにしました。
これでも700Cの37C位ですので、CINELLI の23C に比べれば十分太いですね。
サイドのレタリングも中々イケてます。
それにしても太めのタイヤは、乗り心地も良く楽ですね。
いかにロード系の細いタイヤは気を使うかが良く分かりました。
MAXXIS DETONATOR FOLDABLE 26×1.5 ↓

これでほぼ完成に近いのですが、最後に快適性を大きく左右するパーツの交換です。
それは・・・
サドルです!
私にとって最良のサドルは「BROOKS」です。
革サドルと言えば使い始めのお尻の痛さが語られますが、私のおケツは結構丈夫なようで、今まで新品の BROOKS を幾つか使いましたが、最初から全く No problem です。
今回も、BROOKS のどのモデルにするかと言う選択肢のなかで、スプリング付きの「B67」に目をつけましたが、現物は思ったよりクラッシク感が強く考えてしまいました。
じゃあ、フライヤーでと思ったら、フライヤーはスプリングが黒しかありません、しかもB67より細身で快適性では劣ります。
サドルのスプリング部分は結構目立つので、メッキスプリングは譲れないところです。
困っているところで見つけました。
これです。↓

メッキスプリングにバックループ、やや幅広の座面に大鋲と完璧です。
「なんだ有るじゃないか。」
と、言われるなかれ。
何とこれ BROOKS ではありません!
GIZA products の「レザースプリングサドル」と言う製品です。
見た目や形状、調整工具のサイズまで、まんま BROOKS です。
こんなのを堂々と販売されて何も言わないなんて・・・
「流石 BROOKS 太っ腹!!」
そんな似非BROOKS ですが、どうしてどうして造りも良く、座り心地も最初から上々です。
スプリングも B67 は結構固いものですが、これは日本人用なのかフワフワと柔らかいです。
革の調整工具は勿論、布製の袋まで付いています。
これで価格は BROOKS の半額以下!
後は、耐久性さえ問題ななければ文句の無いサドルです。
取り付けもイメージ通り。
ハンドルグリップとのカラーコーディネートもバッチリです。
しかし、これどう見ても BROOKS にしか見えないんですけど・・・。

それにしても、探せば色々あるものですね~。
と言う事で、今回のカスタムは一先ず完了です。
では、「Surly Short Dummy!」 の全貌をご覧頂きましょう~。
Before

After




最後に、フレームパッドを取付ました。
これはトップチューブのキズ付防止ですが、「LONG HAUL TRUCKER」はリヤが長い為、センタースタンドを立てると前輪が上がってしまうんですよ。(画像ではギリギリのバランスでリヤが上がっています。)
この為、ハンドルがきれてトップチューブに当たる事があります。
キズが付く前に取り合えず付けましたが、出来ればレザータイプのもう少し短い物に交換したいですね。

と言う事で、如何でしたでしょうか。
Oyaji 的には大満足の一台になりました。
今回は、ロード系をカスタマイズするような軽量化の呪縛から解放されましたので、好き勝手にパーツの選択が出来るようになり楽しいです。
今後の計画は、Dummy のようなサイドバッグの取り付け。
また、カンチブレーキも効きは問題は無いのですが見た目がチープなので交換したいですね。
更に前後にライトも取付なくてはいけません。
とまあ、まだまだカスタム欲は続きそうです・・・。
~おわり~