Slow Ride で行きましょう。 ~2nd Stage~

人生楽ありゃ苦はないさ ~ Enjoy my life ~    Since 2011.11/11

「雨・・雨・・雨 凍える夏の箱根ツーリング物語」 ~ 第五話 ~

前日の悪夢のような一日から一転!

今日は朝から太陽が顔を出し、絶好のツーリング日和・・・。


な、訳は無く。

窓からは、今日も昨日の延長戦ような空と、霧に覆われた箱根の町が寝ぼけ眼に映ったのであった。

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何度も見直すが、変わるはずもなかった。

「 ハ ~ 」

諦めとも言えるタメ息がでた。

「今日もレインウェアは脱げないな。」

せめて温泉で気分を一新することにした。
早速朝風呂へ、ここの温泉はあまり滑り感のないサラッとした泉質だ。
後で知ったのだが、隣接する系列の高級旅館の温泉も自由に入れたのだった。
何となく損をした気分だ。

温泉に入った後は、お楽しみの朝食だ。
宿泊すると何時も思うことがある。
普段は朝食をあまり沢山食べる気はしないのだが、こう言う時は無性に食欲が湧いてくる。

今回は、朝食くらいは豪華にと、オプション追加で隣接の高級旅館での朝食バイキングを申し込んあった。
1階から通路を通って隣の館内へ。
扉を開けると館内の様子は一変した。
明らかにグレードの異なる雰囲気で高級感がヒシヒシと伝わってくる。
宿泊客も気のせいか違うように感じられる。

「やはり、箱根はケチっては駄目だ。」

と、痛感した。
しかし、ケチったと言っても、お酒別で16,000円ほどだ。
これは、箱根ではプアーと言う事なのだろうか。
もしかするとこの雨と霧も、私達に対する箱根からの洗礼なのだろうか。
箱根とはそれほどまでに敷居の高いところだったのか。

「くそー! 次回は超高級旅館で勝負してやる!」

と、早朝から熱くリベンジを誓う私であった。

バイキング会場に着くと、爽やかな笑顔と共に案内された。

始まったばかりだが、既に沢山のお客さんが。↓
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カウンターには目移りする程の美味しそうな料理がズラリと並んでいた。
流石に、ここで料理の写真を撮りまくるのは恥ずかしくてできなかった。

トレーに皿を載せ、有るものをどんどん取った。
和風洋風もう支離滅裂、栄養のバランスなどはお構い無である。
更におかわりまでする始末だ。

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十分すぎるほどの朝食を頂いた後は、高級系列ではない別館マイルームへ戻り出発準備だ。

ウルフOyajiがあまりに寒い事を気にしていた為、冗談半分で 「靴下でも切って腕に通したら?」 と、私。
すると、本当に靴下を切ってしまった。
相変わらずのウルフOyajiだが、彼の最大の長所(短所?)は、この行動力である。

こうして↓
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こうなりました。↓
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立派なアームウォーマーの完成だが、今日もそれが必要になるのは遠慮したいものだ。

昨日、しっかりと雨を吸い込んだウェアはしっとりと丁度いい気持ち悪さだ。
ブーツに至っては、水分で重さが2倍くらいになっていた。
最近ブーツも年季が入ってきたので、防水の物にでも買い替えようかと考えているが、今回のような豪雨では最後には同じことになってしまうのではないだろうか。
私は、今回もブーツカバーを持っていたが、カバーをする前にブーツはずぶ濡れ状態なってしまった。
馬鹿な話である。

出発準備を整え、清算の為フロントへ行った。
フロントには若い女性が二人。
支払をしながら、ふと思った。
何となく昨日から感じていたが、ここの宿泊者は何故か若い女性が多い。
しかも、綺麗な(Oyajiには若い女性は全てそう見えるのか?)お姉さんたちばかりで、どう言う訳か女性同士のグループが特に目についた。
私のようなOyajiは、若い女性にとって人畜無害だから警戒されることもないが、あと30歳位若くて独身だったら 「彼のオートバイ彼女の島」 のような出会いを期待してしまうかもしれない。

だが、現実は湿ったライダーウェアに身を包んだOyajiにそんな心配は無用だ。
自分の娘よりも若い女性にうつつを抜かすような根性も、とうの昔に無い。
今は、Royal Enfield と言う彼女で十分だ。

オートバイは、宿の人が気を使って屋根の下に止めさせてくれた。
だが、昨日の戦いで、ブラックの車体は購入後見たことも無いほど汚れていた。(画像ではそうは見えないが)
しかし、良く見ると我Enfield は、他の2台と比較すると汚れ方が少ない。
恐らくClassic 500 の商用車のようなディープフェンダーが効果を発揮したのだろう。

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カーポートの下以外の地面が練れているのが悲しい。
今日もスタイルは昨日とほぼ同様の完全雨仕様だ。

出発準備完了。
我 Enfield のスターターボタンを押す。

「ドドド・・・」

昨日の事など無かったのかのように、ご機嫌なアイドリングである。
W650 は当然だが、hisaさんEnfield姫 も問題なくエンジンが始動した。
究極に汚れたマシン達は、見た目とは裏腹にずっと元気だった。

さあ行こう! 箱根ツーリングの後半戦がスタートだ!

時刻は8時30分だった。

これが今日の走行予定ルート↓
地図画像


相変わらずの小雨だが、苦労して来た箱根だ。
一ヵ所くらいは観光地へ行く事にした。
目的地は、「関所跡」である。
そして30分ほどで関所に到着、しかし箱根の定番観光地の「関所」は事のほか見所があり、とても時間が足らない。
この他、ここ芦ノ湖周辺には観光スポットが目白押しだ。

「折角来たのに・・・」

実に残念な気持ちを残し、箱根を後にした。

これは確かに箱根に行ったという証拠写真である。(関所跡の入り口にて)↓

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霧に包まれた芦ノ湖は、水墨画のようだ。↓ (中央にボンヤリ見えるのは観光船)

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この後、関所から「芦ノ湖スカイライン」で御殿場へ。
ところが、スカイラインに入った途端、またまた霧のお出迎えである。
視界は数メートル、先が全く見えない。
4輪車と違って旋回に準備が必要な2輪車では先が全く見えない道路ほど怖いものは無い。
しかも、道は大小のコーナーが延々と続いていた。

途中で、この霧の中、何か気配を感じた。
良く見るとポルシェと何故か軽カーの集団が集まっていた。
隣の車も見にくい中での集会とは滑稽に思えてしまった。

こんな状況が30kmほど続き、御殿場まで1時間近くかかってしまった。
御殿場からは、国道469号で富士山の裾野を富士市方面に向かった。
牧草地を走るこのルートの右手には日本の誇る名峰富士山があるはずだが、白く立ち込める霧に、その姿は完全に消し去られ、そんな山の存在さえ全く感じなかった。
日本一の山にも見放されたOyaji達だった。

ここから山間部を離れ1号線へ。
合流して暫く走ると、「道の駅富士」の案内標識が目に入った。
私の常識にある「道の駅」の姿を想像しながらウインカーを出した。

そして目に飛び込んできた様子がこれだ!↓

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断っておくが、ここはパーキングではない。
たったこれだけだが、列記とした「道の駅」である。
広くて立派な所が多い地元の「道の駅」とは随分違うものである。
これも土地柄か。

ここで、やや長めの休憩を取り、この後の作戦会議を行った。
時刻は既にお昼時を過ぎていたが、空には所々に黒い雲が立ち込め、雨具を脱ぐにはまだまだリスクが大きかった。
NAVIによると、ここから自宅まで約260km、晴れていても6時間程度かかる計算だ。
昨日のような帰宅時間になるのは避けたい。
今日も予定変更で、私が楽しみにしていた大井川鉄道のSLとの出会いは望めなくなった。
当然それに続く奥三河ルートもパスである。

「つまらん、実につまらん!」

それもこれも、全てこの雨のお蔭である。

そして、ここから先は・・・と、今回はここまで。

次回、波乱の幕切れ!

「 最終話 」 へ つづく

Comment

mappy  

No title

あぁ~   次回 最終回 ・・・

2012/07/31 (Tue) 20:08 | EDIT | REPLY |  

enfi oyaji  

(返信)

長々とありがとうございました。
ここまできたら、最後までお付き合い宜しくお願いします。

2012/07/31 (Tue) 22:05 | EDIT | REPLY |  

mappy  

びっくり  !

しかし これだけの雨の中 期待・・いやいや 心配していた 電装系のトラブルが 無かったとは ビックリです・・・

2012/08/01 (Wed) 19:25 | EDIT | REPLY |  

enfi oyaji  

(返信)

そうですね。
エンフィはライトケースの裏などは大きく開いていますので、やばいかなと思ってましたが、結局hisaさんのホーンが少しおかしくなった位でした。
意外と大丈夫なのかも?

2012/08/01 (Wed) 20:22 | EDIT | REPLY |  

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